自分にも緊急通報装置が必要だと感じる出来事がありました。
一回目は、体験室の冷蔵庫を掃除しているときに、冷蔵庫の下の奥が汚れていて手が届かないもで、車椅子のステップにお尻をおろして掃除をしているうちに床まで降りてしまいました。車椅子の座席に戻ろうとしてトライを繰り返しているうちに力尽きて、床に転げ回って1時間位が立ち、「もう無理だ」と感じて電動車椅子の横に携帯を入れた袋に手を伸ばし、助けを呼んだ。
二回目は、体験室のトイレだった。もよおしてきたのでトイレに行って手すりにつながりながら便器に向かった。便座が閉まっていたので開けたが直ぐに閉まってきたので、また開けようとしたら立っていることが限界に来て、そのまま床に座り込んでしまった。手すりに繋がって一人で起きあがろうとトライするが力尽きる。また1時間位床でもがいていました。今度は電動車椅子の横の袋にある携帯電話を取ることもできず、人が来るのを待つしか無かった。
どちらも、もがいていたので汗をかいていました。この時に頭によぎったのは、過去に関わった低体温症で倒れた親子のことだった。福祉サービスを利用できるように手続く中の方だった。「このままでは、危ない」と感じた。
何時までも若くないし、今は股関節脱臼の痛みと筋力の弱体化がある中で、一人で何とかなるような自分では無いと感じて緊急通報装置というものを探し始めました。
もちろんトイレの構造も変えないといけないと思い、同時に考えて行きことにしました。
緊急通報装置
@ iPhoneの緊急SOSとメディカルID(ヘルスケア)緊急通報
iPhoneの緊急SOSは、直接警察や消防に繋がるそうですが、メディカルID(ヘルスケア)緊急通報は、本人の基本情報(病気や服薬、生年月日、血液型、症状を打ち込んでおけて、緊急通報をしたい方を登録しておけます。複数の方でもOK。
iPhoneの両側のボタンを同時に押すと緊急通報が開いてきます。メディカルIDの登録した人に同時発信はできないようです。(実験中)でも、iPhoneやアプリに関係なく電話をかけることができます。ただ、緊急通報とは表示されませんので、ただの電話として受け取られるかもしれませんね。
緊急時に役立つ! iPhone『緊急SOS』と『メディカルID』の使い方と設定方
https://time-space.kddi.com/digicul-column/digicul-joho/20180220/2249
A 緊急通報装置「Care Go」
Amazonで約7000円です。口紅のような感じで首からぶら下げておけます。引っ張ると登録した人に同時発信、居場所もマップで知らせます。また回すと登録した人に居場所を知らせる機能もあります。変な人につけられていたりすると、登録者に知らせることができます。
最初は、iPhone対応で作られてきたようですが、最近はAndroidでも対応しているようですが、まだ私自身よくわかっていません。
「Care Go」アプリをiPhoneに本人と登録協力者のも入れて頂かなければなりません。「Care Go」アプリを入れる前に位置情報を「常にON」にしておかないと、うまく組み込めないようだ。複数協力者の登録が可能で同時に緊急呼出ができます。登録者が携帯の呼び出し音を小さくしていても、大きな呼び出し音で知らせます。但し、このアプリを組み込んでいないとダメです。iPhoneと「Care Go」は、Bluetooth接続をして利用します。距離は約30メートルと書いてありますが、そんなに届かないような気がします。
スマートフォンを使って緊急連絡が取れる状況ではないと言う時に緊急通報を代わりに行ってくれる「Care Go™」 https://meiya.jp/?p=43540
Care Go ヘルプメニュー
Add a New Care Go(新しいケアを追加する)
https://en.alphahom.com/pages/add-a-new-care-go
B LINE 緊急通報グループ
これは、LINEを利用して緊急通報グループを作りました。グループの誰かが気がついて対応してくれるようにと思って作りました。
(参考:緊急時に役立つLINEの使い方緊急時に役立つLINEの使い方|https://guide.line.me/ja/features-and-columns/emergency-tips.html)
文責:平井
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