2016年02月08日

難病コミュニケーション支援 特別企画

NEC 難病コミュニケーション支援 特別企画<報告>
(会場:富山県総合福祉会館サンシップとやま701号室にて)

T.講演会&座談会12月19日(土))
佐藤伸彦さん(ものがたり診療所・所長)と川口有美子さん(日本ALS協会理事)の講演と対談がありました。佐藤さんから曲とビデオを取り入れながら、診療所に来られる人たちや往診に行っている人たちのそれぞれの生きてこられた中に、様々な出来事・思い出を持っておられること。人それぞれに人生を歩んできたように、人それぞれに物語があること。年を取って出会ったけど、その人には今まで生きてこられた様々な物語があり、様々なことを刻んできた物語を持った人生があること。そのことに目を向けて大切にして行くこと。私には、佐藤さんの話しを伺ってそう感じました。
 川口さんのお話は、お母さんがALSの病気で看病を通してこられたこと。同じ看病をしておられた姉妹の方と思いや感じ方の違いを話されていました。また、お母さんのことを通して現在やっておられる「さくら会」を作られてきた経過、そして全国のALS患者さんの支援へと活動の輪を広げてこられたことが話されました。
 対談は、会場からの発言も交えながら進められました。約70人の方の参加頂きました。参加者の中には、ALSの方や障害を持たれた方、作業療法士、訪問看護師、ヘルパーさん、障害児の親、病院関係者の方々にご参加頂きました。

U.難病コミュニケーション支援講座 (12月20日(日))
 この日は、具体的にコミュ二ケーションツールやソフトを利用した講座が1日行われました。最初は透明な文字盤を使って眼の視線があった文字をひらいながら会話をしていくツールです。
 また、よく使われているパソコンで使用するソフトの「伝の心」(http://www.hke.jp/products/dennosin/denindex.htm)(http://www.p-supply.co.jp/products/218)や「オペレートナビ」(http://opnv.ttools.co.jp/)についての体験講座講座がありました。さらに、「レッツ・チャット」(http://panasonic.biz/healthcare/aflt/products/letschat/)というものやipad・iphoneなどのスイッチ操作などがありました。今回は、視線入力の出来るパソコンもありました。WINDOWSで使えるフリーソフト「ハーティー ラダー」(http://takaki.la.coocan.jp/hearty/)というものも紹介されました。
 私自身、関心を持ったのはipad・iphoneなどのスイッチ操作でした。もうすでにそんなことをするための機能があることに驚きました。Bluetoothで接続して押ボタンを押すとアイコンを一つ一つ動いていき、押すとアイコンが開くことができます。でも、そうした接続機器がなくても、ある設定をすれば画面のどこでもタッチすれば同じように動くことも知りました。確かOSがIOS7からだったと思います。さらに、ipad用のトーキングエイド(http://www.talkingaid.net/products)(http://www.tokyo-itcenter.com/700link/sm-iphon4.html)もあります。これは、少し高いのですが、わりと使いやすいです。
また視線入力は、顔の動く私にとってなかなか難しい物でした。確か価格が100万円台だったと思います。
 この日は、約30名の方が参加されました。作業療法士の方、障害者の方、障害児を待たれた親の人たちがおられました。

<まとめ>
 数年前にも、同じ企画をNPO法人ICT救助隊の方々と開催させていただきました。日進月歩確実に進んでいるIT機器の技術があることを知らされました。ホームページ(http://www.ictrt.sactown.jp/)です。また選択肢も増えてきたように思います。

 今回は、以下の共催と協力で行うことが出来ました。
(共催:NPO法人自立生活支援センター富山・NPO法人ICT救助隊・協賛:NEC CSR 社会貢献室・協力:医療法人社団ナラティブホーム・NPO法人ALSサポートセンターさくら会{進行したALS患者等を含む障害者のコミュニケーション支援機器開発}班)
posted by りーぶる at 11:36| Comment(0) | 講演会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする