
これは、横から見たレントゲンで首の後ろからボルトで頸椎に留められています。定期検診は、ボルトがゆるんでないか、頸椎の状態を見ます。

このレントゲンは、前から見たもので、頸椎の両側(左右)にボルトが4本ずつあります。白丸がそれです。両側に白い縦のものは頸椎と頸椎をあけるためのチタン合金と骨盤から取った骨だと思います。そして頸椎の真ん中に白い四角のものが4つありますが、頸椎を切り開いて人工骨入れたものです。

これは、頸椎を横からCTでみた画像です。白い四角のものが4つ縦に並んでいるのは人工骨で、その左側の縦に濃い部分が頸椎の中です。脳性麻痺の場合、この頸椎が狭くなり神経が圧迫されることによって、身体的機能が失われていきます。よく転ぶようになったり、ふらついたり、歩けなくなってきたりする。しびれや痛みが肩や手・足に出てきます。私の場合は、3ヶ月ぐらいで完全に前面介護になりました。

このCTは、頸椎を輪切りにしたものです。上の黒い部分は食道。白い長いものが両側にありますが、これはボルトで頸椎に直接留められています。真ん中の灰色の円部分が神経が通っているところです。この部分が狭くなっていました。その下に白い四角い部分は人工骨で、頸椎を切り開いて人工骨を入れて頸椎を広くしました。
なぜ、頸椎が狭なったり、曲がったりするかというと、やはりアテトーゼで首を酷使していくのだといわれます。首を振ったり、右や左に傾いていたりすることによって頸椎が痛めつけられていくようです。
今回の定期受診は経過良好だといわれましたが、手術をしていただいた医師が他の病院に移られました。なんだか不安な気持ちです。やはり、病院ではなく医師の腕だと思います。
他人のことは言える立場ではないだろう!とタヌキさんに怒られそう。なんて言っても10本のボルト入っているので、タヌキさんと同じ病院同じ主治医でタヌキさんの2年前ですので、術後2年間は半年に1度定期的、その後1年に1度に変わりましたが、昨年主治医から「もう2本入れておけば(頚椎1・2番の間)よかった。」なんて言われました。
もう2本入ると頚椎1・2〜6・7まで全部になるときついものがあるのでは、首の動かせる範囲が全くなくなる気がしました。
現在は足のこぶらがえりと足の指のからつがいがでるくらいかな。
もし、脳性麻痺二次障害の予備軍の方がこれを読んでおられるとしたら、注意してほしいことは、(医師からも言われています。)
座る時はドッスン座りは避けるように。
ゆっくりしゃがみこむようにと言われました。
ゆっくりしゃがみこむように座ることで太ももの筋力アップにもつながり、お尻までつながる脊髄に負担をかけないため。と聞きました。またスポーツインストラクターの方も同じように言っておられました。
でも果たして脳性麻痺者には負担が大きいかな。
それと当方からは肩の冷やし過ぎは大敵ではないかと思います。
また、いろんな状態障害の違いがあるなかでいろんな情報を知ってもらうこともしてみてはいかがでしょうか。もちろん当方は協力していくモードになっています。
以前企画したような講演会を考えていますが、最近は緊急の用事が入って余裕がない状態です。
とにかく企画を考えたいと思います。
医師「お〜、元気だったかい。良くこんな遠い所まで」といつものようにニコニコ顔で対応。
一応地元の病院(担当医)からのレントゲン・CT映像(CDR)を見て「手術したところはかなり良くなった。問題は1・2の擦れる恐れが心配であり、そこが一番恐い所であり不調を感じたら手術をした病院に行ってくるように。
定期的に受診へ行くように。
こちらからは引き継ぎの先生には連絡入るから。」と言われました。
今月はその手術を受けた病院受診です。
下を向いてパソコンを打つのもよくないような気がします。不調があったらいわれますが、不調ってどんなことですかね。今週の土曜日に講演会があるから聞いてみようか。