以前サントラムに乗ったときに電車の乗り降りの際にスロープが富山駅電停で使用できなかったのですが、他の電停では真ん中の入り口のところに黄色に塗られたステップの部分がスロープになり、乗り降りする際には利用できることがわかりました。
このスロープの部分は広さ25〜30pぐらいです。電車と電停との隙間に車椅子のタイヤが落ちることがないのでよかったです。以前にも書きましたが、西町から南富山の間の電停は改修されていないこともありますが、改修されたところは環状線が走っている旧電停よりも広く改修されているので利用しやすいです。荒町よりは旧電停で改修されていますが、狭いです。
昨日、岐阜から訪ねてこられた障害者の人が富山駅から乗ろうとしたら、富山駅は完全に改修されていないので乗るのがたいへんだったみたいです。電動車椅子だったのですが、なんとか乗ったそうです。
10月に入ってから、高岡のコミュニティバスに乗りましたが、運転手さんがバスに備え付けてあるスロープのことを知られなかったようです。後方のコミュニティバスからスロープを借りてこられ、私たちを乗せて下さいました。でも、よく見たら運転席の後ろにスロープが格納されているではありませんか。よほど、日常的にこのコミュニティバスに車椅子の人が乗ることがないんだなぁと思いました。日常的に車椅子の人が乗っておられれば、運転手さんも覚えておられると思いますし、何よりもスロープがピカピカでしたので。
利便性から言われる人もおられますが、車を運転できない者や経済的に苦しい者にとっては、公共の交通機関は大切な足です。健常者の人でもすぐ近くの歩いて行けるコンビニにも自家用車で行ってしまう人も多いと聞きます。低床の電車が走る富山の中心街ですが、富山大和は人は多いけれどもその分だけ隣の駐車場も車が多いような気がします。人が往来する街、なかなか難しいようです。