2010年04月16日

富山市路面電車環状線(LRT)富山駅前電停かさ上げはないの

富山市路面電車環状線(LRT)が運行されて今月末で4ヶ月になろうとしています。昨日も乗りましたが、車椅子利用者が乗っておられました。誰でも気軽に利用できることはいいことだと思います。いくつかの電停で乗降車してみましたが、どうも富山駅前の電停だけはスロープとガードレールを付けただけで、かさ上げはされていませんでした。
 私は、電動車椅子で乗車して富山駅前電停で下車しましたが、電停の高さが以前のままでした。運転手さんが二人で降ろして下さったのですが、怖かったです。私の電動車椅子は約40kgです。最近の電動車椅子は100kgを超えるものも多くあります。重さは電動車椅子と私の体重を合わせると100kgは超えます。そもそもそれを運転手さんが二人で持ち上げて降ろすとか、乗せるということ自体大変なことだと思います。
 昨日、何が怖かったかといえば、前向きに降ろされて運転手さんが途中で力尽きて45度に傾き、乗っている私が前に転がって落ちそうになり、力を振り絞ってなんとか転がり落ちないように持ちこたえました。
 電動車椅子は、私たちの足です。いまや電動車椅子があることによってかなりの移動は障害者1人でも出来るようになりました。LRTのいいところは、低床で高齢者や障害者、こども、ヘビーカーなどが利用しやすいようになることだと思います。
 既存の電停は、私たちがずっと指摘してきたように安全性や安心できるものとは言い難いです。初めて一緒に乗った車椅子利用者は「怖かった」といっていました。既存電停で電車を待っていると電車との間が10pぐらいだろうか。アテトーゼのある障害者だと電車と接触するかもしれません。それでも、スロープやかさ上げがされていないよりもされている方が選択肢としてはましだと思います。
 富山駅前電停は、富山の玄関口ですが、その玄関口がきちっと整っていないことは、イメージ的にもわるいと思います。富山市民だけで乗降車を増やすには限界があるように思います。県外からきた人たちも気持ちよく利用できるものになることが必要ではないだろうか。
posted by りーぶる at 10:46| Comment(5) | 障害者の交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月28日

富山市路面電車(LRT)環状線化既存電停と新電停

 富山市路面電車(LRV)環状線化で既存電停と新電停をビデオで紹介したいと思います。
 昨日、乗ってみて思ったことは、新電停は法の枠内で作られましたが、既存電停は電停によって幅が違ってくるのだろうか。
 今後の既存電停の改修工事を見守りたい。

新電停と車内の様子(大和前)


既存電停改修後の様子(地鉄ビル前)

posted by りーぶる at 11:38| Comment(3) | 障害者の交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月27日

富山市路面電車(LRT)環状線化既存電停は?

 昨年の12月の末に富山市の路面電車環状線化がスタートした。今年の1月に既存の電停である地鉄ビル前が1つだけ改修されていた。この時は高さが34センチで作られていた。私ともう一人と車いすの人と2人でこの電停を利用したが、そのときは電車から電停に5センチくらいあがるような感じであったが、今日またこの電停から乗降してみたら、電車の高さと電停の高さが同じになっていた。運転手さんに聞いたら作り直したと話しておられました。
 さて、今日は路面電車環状線化されてから2度目の乗降をしました。なんと車いすの人がもう先に乗っておられました。富山駅前でその方は降りられたのですが、富山駅前はまだ既存の電停が改修されておらず、運転手さんに手伝ってもらって電車から降りて行かれました。こういう低床の電車が走ることによって乗る層も変わったような気がします。ベビーカーで乗り込む人、杖をついたおじいちゃん、そして車いすの障害者の人たちが乗っているのをみて感じたことは、今まで乗らなかった人たちが乗るようになったんだなと思いました。
 既存の電停は少しずつ改修されてきています。高さは28センチ、幅はところによっては1メートルだが、ガードレールがつくことにより幅が87センチになっているところもある。写真を見てもらうとわかるのですが、電車から降りると電停にきちんと車いすが降りられず向きを変えるのも一人では無理である。ましてや電動車いすだと回転はできないのではないだろうかと思います。kanjyo1.jpg
 もう1つは電停の狭さですが、電車が通り抜けるまで両手を車いすの中に入れてないと電車と接触してしまいそうな気がします。もう1つは電車と電停の隙間がだいぶ開いています。何人かの車いすの方から隙間に車いすのタイヤがはまってしまって大変だったと聞きました。また写真にあるように電停に切り込みがあってちょっと危ないような気がしました。kanjyo2.jpg
 ほかの電停はただいま改修中みたいですが、反対側の電停の高さも測ってみましたが28センチの高さでした。3月から走ると思われる南富山から富山大学前までのLRVの車両は高さが35センチですので私たちが指摘してきた問題についてどのような解決策をとられるのか興味深いところがあります。とりあえず現状報告までにします。よかったら皆さん方も乗ってみて下さい。kanjyo3.jpg
posted by りーぶる at 22:23| Comment(0) | 障害者の交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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